婦人科での治療に挫折した私は、鍼灸を試してみることにしました。
インターネットで鍼灸を検索し、女性の不妊治療に力をいれている鍼灸の先生を訪れました。
まず鍼灸を行う前に、日常生活(食生活や睡眠、運動)などについて聞かれ、
アドバイスを受けました。
また、舌や脈でどんな体質かを見てくださいました。
その結果、私は体に水分を溜め込んでいる、体の表面が熱を持っているということを指摘され、
それに伴うアドバイスもいただきました。
このアドバイスについては別のページにアップしますね。
★鍼(はり)
鍼灸で使う鍼は、髪の毛より細い鍼だそうです。
そんなごくごく細い鍼を皮膚の表面から数ミリ体にさすのだそうです。
鍼をさされた体は、鍼を異物として認識し、異物を排除しようとします。
体の動きが活発になり、健康を取り戻せるのだそうです。
鍼はすごい痛いのかな?と施術前は心配だったのですが、
鍼を刺される時に少し感触がある程度で、全然痛くありませんでした。
★灸(おきゅう)
お灸をのせてもらったところはじわ〜っと温かくなり、とても気持ちよかったです(*^-^*)
お灸は家でもやるように、と言われたのですが、ちっちゃいお灸に火をつけるのが怖かったので、
実行しませんでした...。
鍼灸が良かったのは、西洋医学はひたすら病気のポイントのみを治療するのに対し
(今回の場合は「排卵を起こす」というためだけに薬を飲んだり注射を打ったり)、
鍼灸などの東洋医学は、体全体の健康を考えた施術であることがとても気に入りました。
ですので、生理不順など婦人系器官に効くツボ以外にも、
肩こりや腰痛、便秘などその時々に不快な症状に対して、
その症状を緩和するツボに鍼をうったり、お灸をすえたりしてくださいました。
おかげで、毎回鍼灸に行った後は体がとても楽になり、
婦人科に行くたびにストレスがたまっていた時とは逆で、
鍼灸にいくたびにストレスや疲れが解消されていきました。
西洋医学で病名を知ることも大事だと思うのですが、
その一方で東洋医学も大変効果のあるものだと思います。
もし、生理不順や不妊で婦人科に通われていて、
それがつらくなってしまった方がいらっしゃいましたら、
是非東洋医学も平行して、
または通院をいったん止めても大丈夫なようなら
息抜きがてら東洋医学にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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